資料・書籍


続々追加していきます!!

●フェアトレード、貿易、貧困、開発協力、グローバリゼーション関連のお勧め本リスト



フェアトレード関連



フェアトレードの冒険

フェアトレードの普及の立役者となったフェアトレード認証ラベルを開発した二人のオランダ人と生産者の物語。フェアトレードを広げるための、血沸き、肉踊る、まさに冒険譚です!
この本は希望と示唆に満ちた、とても素敵な本。管理人がメキシコで著者に出会い、どうしても日本で出したいと、いくつもの出版社にあたり、日経BPより出ることになりました。すべてのフェアトレーダーのバイブルです!!
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季刊誌「at(あっと)」8号

今号はフェアトレード特集です。3月10日に国立民族博物館主催で開催されたフェアトレードシンポジウムを元に、フェアトレードに関わるさまざまな人が書いています。ここまでフェアトレードに絞った雑誌は日本初でしょう。管理人の私も書いています。ぜひお読みください。


購入する>>>季刊at(あっと)8号
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フェアトレード@Life お買い物でイイことしよう










フェアトレードに関する書籍は本当に少ないので、貴重な一冊です。最近出版されました。

内容は基本的なことが多いので、フェアトレードって何だろうと思っているビギナーの人向けです。まあ、フェアトレードって買い物だから、ビギナーも何もないけれど。。

内容でひとつ引っかかるのが、フェアトレード・ラベルに関する書き方が、偏っているところ。日本で従来から言われている批判が書かれています。せっかくこの時期の出すので、そのあたり、新しい視点で書いてほしかったですね。またか、という感じです。比較する意味で海外の市場や団体のこともちょっと書いたら良かったのではと思いました。

これからフェアトレードについて知りたいという人には買うことをお勧めします。



BUSINESS UNUSUAL(ありえないビジネス)』

−フェアトレードの成功裏にある理由を明らかにする新書

フェアトレードに対する関心の高まりに応じて、ベルギーの首都ブリュッセルで20061129日、国際的なフェアトレード運動による初めての共同制作の本が出版された。この本では、新たなビジネスモデルの継続的な成功の裏にある根拠が明らかにされている。

 EFTA(ヨーロッパフェアトレード連盟)の責任者マーリク・コッケンは、先日ブリュッセルで同書の出版に向けて次のように語った。「本書はすぐに反響を呼ぶだろう。公正な貿易は可能であり、経済的にも見込みがあることが示されているからだ。コーヒー、紅茶、ギフト、その他の生産品などの世界におけるフェアトレードの売上成長率は1年で20%から30%と確実に伸びており、2006年には売上高が20億ユーロに達するだろう」

 

欧州議会議員リンダ・マクエイバンは、次のように加えた。「フェアトレードは道を切り開いて、誠実で責任あるビジネス慣習の先駆けとなった。欧州議会は最近の議会決議でフェアトレードを支持することを表明した。今では、我々議員は全ての会議の度にフェアトレードのコーヒーや紅茶を飲んでいる。そして、私が声に出して言うべきことは、食堂でフェアトレードのチョコレートを購入することが実践的な責任行動であるだけでなく、それが真実の喜びであるということだ」

 欧州委員会貿易総局の持続可能な開発部署部長のルパート・シェルゲルミルチは『BUSINESS UNUSUAL』の出版を歓迎し、「フェアトレードは持続可能な貿易の領域で市場を監督する役割を果たし続けてきたが、本書の出版はその役割を越えるという意味において特に価値がある。EFTAは持続可能な貿易の領域における支援の促進を望んでいる」と述べた。

 『BUSINESS UNUSUAL』では、コーヒー、米、手芸品、綿、織物などの例をもとに、フェアトレードの成功と挑戦の数々により、実際どのように効果が表れたかが記されている。本書はこれらの分野の専門家たちによって書かれており、フェアトレード組織が誠実に責任あるビジネスモデルの開発において、その任務を進展させることになる。また、世界の貿易交渉が行き詰まる原因に目を向け、フェアトレードの貿易政策立案過程から生じるいくつかの課題についても論じられている。

 『BUSINESS UNUSUAL』は、フェアトレードの現状を深く追求したい人全てにとって参考書となる。本書は、FLO(国際フェアトレード認証機構)IFAT(国際フェアトレード連盟)NEWS!(ヨーロッパ世界ショップネットワーク)EFTA(ヨーロッパフェアトレード連盟)4つの主要な国際的フェアトレード組織によって発行される。

 本書の英語版は、イギリスのフェアトレードメディアにより翻訳されている
(www.fairtrademedia.co.uk)。この本は、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、フランス語、イタリア語でも出版される予定である。

 『BUSINESS UNUSUAL』のさらなる情報は、フェアトレード・アドボカシー・オフィスの責任者アンナ・オスタハスまで連絡して下さい(osterhaus@fairtrade-advocacy.org)

日本でもここから買えます>>>




電子ブック「フェアトレード〜貧困のない世界のために、あなたができること」

貧困問題の解決を目指して行われる活動、「フェアトレード」について詳しく解説した日本ではじめての電子書籍です。海外情報や書籍の翻訳ではありません。日本でフェアトレードを広める活動に従事してきた著者が、現場で見聞きした経験を元に執筆していますから,フェアトレードを将来の仕事と考える人や,より深くフェアトレードを学び たい人にも最適な内容になっています。

紙の書籍と違うのはハイパーテキストになっていること。つま り,参考文献にそのままリンクしているので,情報へのアクセスがその場でできます。

著者の斉木さんは1967年、静岡県生まれ。現在,39歳。大学卒業後、東京の有機農業運動を行う産直団体のスタッフになったり,アメリカのNPOでインターンを経験したりした後、グローバル・ヴィレッジ(フェアトレードカンパニー)でボランティアを始められたそうです。98年4月から同社の正式なスタッフになった後,母親の病気のため、2001年5月に退職して静岡に帰り,2002年4月から浜松市でフェアトレードとエコロジー商品の専門店「ふぇあうぃんず」を経営しています


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Newクォータリーあっと3号

オルター・トレード・ジャパン

(コメント)
ATJが四半期ごとに出している「オルタナティブに突き抜けた」雑誌で、今号はコーヒー特集である。タンザニアでの綿密な現地調査による価格メカニズム、知らぬ間に世界第二位のコーヒー生産国になっていたベトナムのコーヒー生産の実態、また消費国側でのフェアトレードの拡大の功罪(特にフェアトレードのメジャー化、多国籍企業の参入、認証制度)など、他ではまず目にできない興味深い記事が目白押しである。

残念なのは、認証ラベル制度や、企業のフェアトレードに対して一様に批判的な立場の書き手が多いことである。もう少し書き手のバランスが配慮されていれば、さらに面白い号になったと思われる。またフェアトレードを実践する「一組織」がフェアトレードを批評するということで、批評者に求められる独立性、客観性の問題も気になるところである。フェアトレードの実践者でない人にもっと語らせてほしい。

ともあれ、フェアトレードに関する資料としては、現在の日本では一級品であるので、フェアトレードの支持者はもちろん、フェアトレードに懐疑的な人にもお勧めの本である。


しかしながら、中で辻村先生も書いておられるが、日本のフェアトレード団体と認証団体の歩み寄りのない状況は、どうにかならないものだろうか。。。




貧富・公正貿易・NGO
WTOに挑む国際NGOオックスファムの戦略

オックスファム・インターナショナル(著)
渡辺龍也(訳)

(コメント)
途上国の貧困の原因の一つに、先進国に不当に有利なWTOのダブルスタンダードや、発展途上国を食い物にする多国籍企業があるとして、「Make Trade Fair!(貿易を公正に!)」と自由貿易の健全なルール作りを提唱する。すべてほったらかしにすべしという自由貿易・グローバリゼーション擁護派と、貿易そのものに反対という反対派、両方の強硬派とは一線を画し、前者の掲げる貿易による経済発展と後者の掲げる公正、平等を結びつけた建設的な提案を行ってるのが最大の特徴。WTO、貿易システム、経済発展、フェアトレードなど、フェアトレードだけではなく、貿易の諸問題を包括的、かつ総合的に扱う大書である。3500円は学生にはちょっと高いが、親を説得して半額出してもらおう!とってもお勧めです!






ーヒー危機−作られる貧困

オックスファムインターナショナル (著)
村田武(訳)、 日本フェアトレード委員会(訳)

(コメント)
コーヒーの貿易の問題点とフェアトレードの必要性がわかりやすく説明されており、かつ分量が少ないので、フェアトレードと貿易問題の入門用にピッタリです。

詳しくは左の写真をクリックしてください。












フェアトレードとは何か?

デイビッド ランサム(著)
市橋秀夫(訳)

(コメント)
フェアトレードに関する読み物的な本です。著者の生産者訪問やフェアトレードの意義についてなど、容易に読めます。しかし本文中に変な風にコラムなどが入って、読みにくい点もあります。校正の問題か?著者は、私も翻訳をしている雑誌「New Internationalist」の記者です。お勧めです。


詳しくは左の写真をクリックしてください。







コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語
―生産者を死に追いやるグローバル経済


ジャン=ピエール ボリス(著)
林昌宏(訳)

(
コメント)
タイトルが長すぎですね。表紙の写真も内容と関係ないし。ですが前半の色々な作物の貿易に関する章は、綿密な取材に支えられており、普通では知りようもないような業界の話が非常に面白いです。しかし後半のフェアトレード批判は、賛成できません。

フェアトレードはどうせ、ニッチ(隙間)市場だから、こんなので満足していると、元凶の貿易の構造的な問題に無関心になり、解決を遅らせるだけだとの論調です。しかし元々フェアトレードの目的は、フェアトレード製品の流通量を増やすだけでなく、同時に貿易の構造的な問題をアドボカシー(社会や政府にアピール)していくことも含んでいるのです。最近のオックスファムの戦略でも、普段の生活で取り組むフェアトレードとWTOなどの貿易問題へのアドボカシーを両輪に例えています。

何はともあれお勧めです。

詳しくは左の写真をクリックしてください。


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                   グローバリゼーション関連







ブランドなんか、いらない

ナオミ・クライン(著)
松島聖子(訳)

(コメント)
ナイキやギャップに代表される多国籍企業と、グローバリゼーションへの世界的な反対運動が、なぜ、そしてどのように始まったのかを書いたドキュメンタリー。私たちの消費と労働が、どのように企業の金儲けシステムに完全に取り込まれたか、また途上国でのスェットショップ(奴隷工場)での悲惨な状況はきわめてショッキングである。フェアトレーダーの君に必読の書。ちょっと高いが。。。









メキシコから世界が見える

山本純一(著)

(コメント)
慶応大学でフェアトレードやグローバリゼーションの研究と指導をしている山本先生が書いた本です。あのスターバックスにフェアトレードを迫って導入させたアメリカのNGO「イコールエクスチェンジ」の主催する「リアリティ・ツアー」に参加してサパティスタ国民解放軍のテリトリーに潜入する話はとてもスリリングです。グローバリゼーションの象徴である輸出加工区、インターネットを使って国境を越えて連帯するサパティスタの支援者ネットワークなど、グローバリゼーションの縮図がメキシコにあります。最後にフェアトレードやコーヒーに関する話も出てきて、マヤビニックプロジェクト(慶応大生が始めたフェアトレードプロジェクト)が始まった背景が書かれています。








巨大企業が民主主義を滅ぼす

ノリーナ・ハーツ(著)

(コメント)
ショッキングなタイトルです。巨大化し、多国籍化した企業は、国の法律も規制も受けません。逆に国に撤退すると脅しをかけて税金を優遇させたり、誘致を条件に経済特区を作らせてそこで人権無視、環境無視の横暴を働いていたりしています。日本でも、今までの政官癒着や天下りに辟易し、何でも民間にすればOKのような風潮がありますが、何でも民営化して企業に任せれば、それで本当によいのでしょうか?「何のための会社か?」「政府とは何か?」という根源的な問題を考えさせられる良書です。




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ローハス関連



日本をロハスに変える30の方法−BUSINESS LOHAS

ローハスクラブ(著)

(コメント)
「BUSINESS LOHAS」とタイトルにあるように、ローハス(ロハス?)なビジネスのケーススタディ集です。今後、ローハス関連での起業を考えている人には、とても参考になるものだと思います。

ローハスについては賛否様々な意見があります。環境や持続可能性といったまだまだ支配的ではない、重要な考え方を広める方法としては管理人もアリだと思います。しかし懸念としては、現在「ローハス(ロハス)」として認められている(ロハスクラブが認証しているらしい)事業モデルやライフスタイルで、本当に地球が持続するのかという点です。


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その他

チェンジメーカー

渡邊奈々(著)


(コメント)
最近よく耳にする「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」のケーススタディの本です。オランダのフェアトレード認証機関「マックスハベラー」の広報担当ブレヒアさんも載っています。仕事というとまず「お金を稼ぐ」が来ますが、社会起業とは、「お金を稼ぐ」と「社会を良くする」をバランスさせた働き方です。渡邊奈々さんという写真家が世界の社会起業家18人の肖像写真とインタビューで世界の社会起業家の働きを紹介しています。
前書きの、著者がある外国人から言われた「日本人は圧倒的に他人への思いやる気持ちに欠ける」と言うセリフにはグサリと来るものがあります。自分のキャリアを模索している学生や社会人の方にお勧めです。